MASUMI
SATO
UTグループ株式会社 執行役員
UTは、自分自身が
大きく変化できる
会社です。
UTグループ 「はたらく」の専門WEBマガジン「生のままでいい。」。自分自身のモノサシで自分らしくはたらく人たちの、背伸びしないありのままの姿をご紹介しています。
ここでご紹介するのは、UTグループ株式会社で、マニュファクチャリング事業部門の執行役員として活躍し、UTエイム株式会社とUTパベック株式会社の取締役も兼務する佐藤真澄さんです。
1981年、岩手県一関市生まれの佐藤さんは、10代からバンド活動一筋。中学校を卒業後、高校や大学には進学せずに(平たく言うと中卒です!)アルバイトや契約社員として食いつなぎつつ、ロックスターを夢見ていたそうです。
UTに入社した後は、派遣先メーカーの製造現場で自らを鍛えあげ、社内のUTエントリーという仕組みを活用して経営サイドへ。努力だけでなく結果も付いてきたからこその爆進ぶり…ということは想像に難くありません。
スマホで一番最近に撮った写真は「日曜日に食べた、つけ麺」。最近ハマっているのは、ときに50〜100kmぐらい歩くというウォーキング。そんな佐藤さんはUTに入社して以来、毎日のように大きく変化しているのだとか。…いったいどういうことなのでしょうか?佐藤真澄さんの「生のまま」を見てみましょう。
昨年はUTグループ全体の採用責任者、つまり当社のお客様であるメーカーさんへ人材を供給するための採用を統括していました。現在はマニュファクチャリング事業部門で経営管理と採用の実行責任者をしています。
採用畑ではたらいてきて思うのは、UTの世界観、UTだからできること、UTが目指すことが、求職市場にはまだ伝わっていない…ということですね。UTって「派遣会社」ではなく「UT」なんですよ。他の派遣会社との違いについて、世の中に伝えられていないだけでなく、社員にすら伝え切ることができていない。なので、給料が2万円しか変わらないのに同業他社に転職しちゃう…なんてケースも少なくないんですよね。これは課題です。
UTグループは創業25年目にあたる2021年3月期からの5ヵ年を対象にした第4次中期経営計画を始動させました。計画のテーマは「より多くのはたらく人に応えられるキャリアプラットフォームへ」。これまでモノづくりの現場ではたらく若年層の男性中心だったビジネスモデルの対象を、女性・シニア・外国人にまで広げることになっています。さらに、派遣先も従来までメインだった大手製造業の生産現場だけでなく、オフィスやサービス業といった領域にも広げていく予定です。この計画を達成するための準備をしている段階ですので、僕にも全貌は見えていません。ですが、未知の世界を見に行くことが楽しいな、と。達成すればなんか石とかに名前が刻まれそうじゃないですか(笑)
そんな僕ですが、実は働くことに対する特別な意義は今まで持ったことがないんです。ワークライフバランスは完全にライフ寄り。ワーク(仕事)はライフ(プライベート)のためにあるという考え方だった。
ご紹介いただいた通り、僕は中卒。本気でロックスターを目指していたんです。今もですけど(笑)しかし、UTに入って自分の世界が広がりました。仕事上の自分の存在意義というか、社会との関わりを自然と感じることができた。これが大きいかなぁと思っています。人や周囲に対して自分が及ぼす影響の度合いや、見える世界も大きく変わった。そして今でも自分が日々激変し続けています。
自分が変化し続けるために何かをしているという意識は特にないのですが、とにかく素直になるようにはしていますね。もちろん部下と話しているときは説教臭くなることもあるんですけど、立場に関わらず話を聞くようにはしています。自分を変化・変身させていくためには、素直に話を聞くことが一番早くて強烈な武器だなぁとは思いますね。
自らが現場出身ということもあって「キャリア」という言葉がどうも胡散臭い。自分もそうでしたが、就職ってわからないことだらけじゃないですか。わからないことしかそこにない。そんな地点からスタートする人が多い。UTってゼロの地点からスタートする人が気づくための仕掛けを、本気で考えている会社です。その人たちが気づくための仕掛けをしてあげたい。そういうことを本気で考えている会社です。
代表(代表取締役社長兼CEOの若山陽一)の考えの中に、現場の声を経営に反映させないと本質的なサービスの追求にならないというものがあり、僕もそう思っています。今のUTへの求職者のメインの関心事は「どこで、いくらで、何時から何時まで働けるのか?」ということも少なくありません。しかし、ご本人のキャリアアップや幸せも一気通貫で理想を叶える事や、どんな人が応募しても必ずフィットする案件があるという仕組みとセットじゃないと意味がないと思うんです。
思いがあれば行動につながる。これはUTで社員としてはたらく皆さんの仕事です。そんな社員の行動を後押しし、標準化できるようにするには仕組みが必要。その部分が僕の仕事だと思っています。
今って将来のことを決めにくい時代じゃないですか。自分自身、見てきた世界がどんどん変わってきたタイプなので、その時々で思い描く未来や希望は変わっていくものだと思っていて。出会った人と眺める景色によって思考が変わるのは健全なんですよ。出会う人や眺める景色によって人間は刻々と変化するものだとしたら、5年後、10年後の自分なんてわからないわけです。
でも大切なのは、自分でゴールを描けること。変化するたびに、ゴールを描きなおしてそこに向かおうとする意志だと思います。僕らの仕事って、たいていチームで動くことが多いんです。なので、お互いを知るということも大切です。
先ほど「UTの世界観、つまりUTだからできることが世の中に伝わっていない」と言いましたが、人と向き合うということを大切にしている、という姿勢がブレなければ、伝わるとも思っています。
繰り返しになりますが、①出会い ②刻々と変化すること この2つが大事です。新しい環境と出会い、今まで見たことのない景色と出会い、多くの人と出会い…。さまざまな出会いで感受したものを最大限に活かして、日々自らを大きく変化させてください。
UTグループ株式会社 執行役員
佐藤 真澄
UTグループ株式会社執行役員、UTエイム株式会社取締役、UTパベック株式会社取締役(2022年2月時点)。1981年、岩手県生まれ。中学校卒業後、プロのミュージシャンを目指して音楽活動をスタート。アルバイトで食べつなぎつつ活動を続け、2006年、UTへ入社。製造業の現場で叩き上げ、社内制度を使って経営サイドへ。マニュファクチャリング事業部門の新卒採用の責任者、経営管理を担う。夢は今でもロックスター。