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生のままでいい。

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KENICHI
AOKI

UTエイム株式会社 テクノロジー能力開発ユニット 統括部長

青木 健一

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UTは、自分の意志と相談しながら
職業を選択することが可能な会社です。

UTは、自分の意志と相談しながら
職業を選択することが
可能な会社です。

経験を積んだからこそ見えてくるUTの世界。

UTグループ 「はたらく」の専門WEBマガジン「生のままでいい。」。自分自身のモノサシで自分らしくはたらく人たちの、背伸びしないありのままの姿をご紹介しています。
ここでご紹介するのは、UTエイム株式会社テクノロジー能力開発ユニット統括部長の青木健一さんです。製造業の現場で活躍するエンジニアの育成、育成したエンジニアの派遣先への営業、およびそれらの動きを全国規模で管理する部署を統括する青木さんは、1976年長崎県生まれ。

「いろいろ飼育した結果、国産のグッピーに行き着いた」というほど入れ込む熱帯魚飼育が小学生からの趣味。ついでに釣りは海も淡水も。最近は「自分を無の状態にして頭の中の整理ができる」という理由からウォーキングにハマっているそうで、気づいたら10〜20kmは歩いているほど。
そんな青木さんは、高校卒業後3回目の転職先としてUTを選んだそうです。訊けば、UTには他社には無い魅力があるそうで、いったいそれが何なのか?を探るために青木さんの「生のまま」をお聞きしました。

スタートは
ホテルマン。

私は工業高校出身なのですが、卒業後に選んだ仕事はホテルマンでした。当時は人と接することに興味があって、人と接するならサービス業だろう、サービス業ならホテルマンだろうと。
ところが若かったものですから、みんなが休みになる土日に自分も休みたい…みたいな気持ちが強くなってしまって、もともと工業高校を出ましたので技術系の派遣会社へ転職します。最初の就業先は半導体の装置メーカーでした。その後、カーナビゲーション(以下、カーナビ)の一貫生産していた会社で就業しました。昔カーナビは企画から完成まで国内でつくっていたものですから、カーナビの動作確認のために必要な生産技術として。次に就業した先は、その頭脳にあたる半導体メーカーの工場でエンジニアを指導する仕事を経て、UTグループにジョインしたという流れです。それが2007年のこと。

“今”に
フィットする
UTの仕組み。

UTは、自分の意志と相談しながら職業を選択することが可能な会社です。そこに魅力があると思っています。
今の若い方々はなかなか方向を決めきれない時代で就職活動をしていると思うんですよね。選択肢が多い…というより、それぞれの企業が自分に合っているのか?という情報をスマホでも調べられる。良い情報も入れば、当然悪い情報も入りますよね。情報にアクセスすることが容易になったぶん、かえって自分にとって適正な会社がわからない…という世の中になっているのではないでしょうか。
そのときに、UTだからこそできることがある。まずUTに正社員(無期雇用)として就職し、さまざまな業界・業種の現場を経験しながら自身のキャリアを選ぶことができるのです。職業選択が入社後にできるというのは、今の就職市場が置かれた環境にフィットしていると思います。
UTでは会社の方針として、本人の得手と不得手を自己確認するというプロセスがあります。強いところを伸ばす。弱いところはいろいろな部署から支援して自身の成長に繋げる。とにかくUTにとっては派遣先企業の現場がすべてですので、現場社員が困っていることをすぐに吸い上げ、解決して現場が止まらないようにする。そんな意識が全社的に行き渡っているんです。

お客様と社員の関心事を
解決する過程が楽しい。

私の現在の仕事は「テクノロジー能力開発」という領域。採用した人材が、製造業の現場で活躍するエンジニアへとキャリアアップする支援を監督し、それを見届ける仕事です。これは2021年度から始まった事業で、3年間で3000人の半導体製造装置エンジニアを育成することを目標に掲げています。トレーニング拠点は、岩手・三重・大阪・熊本の4箇所にあります。
そのような人材育成の仕事は責任の重い仕事ですが、お客様のニーズを汲み取って、それを解決するまでの過程も大切です。そして、入社したみなさんがエンジニアを目指していろんな研修をしたとしても、自分がどんな企業のどんなプロジェクトに参加するのか?というのは社員たちにとって重大な関心事で。育成したエンジニアの派遣先であるお客様に向けた営業活動がとても大切なんですね。実はそんなお客様との交渉が個人的にはとても楽しいんです。

大切にしている
2つの言葉。

課題はもちろんあります。現状の私の課題は「もっとたくさん、お客様とのアプローチを」「もっとたくさん、研修センターに入ってきてもらう人材を」「もっと効率的な管理手法を」…というような感じで、そういう欲は常に持っています。
ゴールはないと思っていて、磨けば磨くほどよくなると思っていますので、いまできている内容ももっと良くなるのではないか?という具合に常にストレッチしようと考えています。あとは、変なプライドは必要ないなぁと。わからないことはわからないですから、すぐに聞くべきです。経験値が高まる。
20〜30代の頃は「不退転の覚悟」という言葉が大好きで。現場でエンジニアをやっていたので、自分が会社の看板を背負っているという自負も誇りも持ってましたから、ダメだったらダメで切られるという覚悟でした。
40代になると「実るほど頭を垂れる稲穂かな」という言葉も大切だと思うようになりました。
この2つの言葉に対して真摯に向き合うというのが、私のすべてです。

UTエイム株式会社 テクノロジー能力開発ユニット 統括部長

青木 健一

UTエイム株式会社テクノロジー能力開発ユニット統括部長。1976年、長崎県生まれ。地元の工業高校を卒業後、ホテルマンとして社会人デビュー。半導体装置メーカー、カーナビゲーションメーカー、半導体メーカーを経て、2007年にUTへ入社。2021年4月より現職。世界中で慢性的な人手不足という課題を抱えている半導体分野のエンジニアを育成し、市場へ供給するという業務に邁進中。よく聞く音楽は「乃木坂46」。