日本のモノづくりを
牽引する仕事。
LSI設計・解析エンジニアの仕事
仕事の流れ
- 仕様検討
- LSIとは「Large Scale Integration(大規模集積回路)」の略で、集積回路(IC)の分類のひとつを指します。まずはそのLSIの機能と動作性能を決定し、全体的なシステムの仕様を決定します。
- 回路設計
- 機能設計とゲートレベルシミュレーション・仮想配置配線シミュレーションを行います。この回路設計によって、使用する電子部品を決めていきます。
- レイアウト設計・検証
- 設計した回路を実際にレイアウトし、パターン図として形成していきます。電気信号を視覚的に扱い、意思ある美しいレイアウトを追求します。
- 試 作
- 実際の電子部品を使って半導体を試作します。
- 実機評価
- 試作した半導体を実機に組込み、想定していた仕様を満たすか評価を行います。テスタやオシロスコープなど、実験機材を用いてデータを収集し、想定していた機能が実現できているか判断します。
- 量 産
- 実機評価を満たしたら、半導体を量産します。
プロジェクト事例
- System LSI
- システムLSI開発において高品質・短TAT開発に貢献するもの。車載機器/通信機器/画像処理/医療機器
- Memory
- メモリ製品の一貫開発へ貢献するもの。
NAND型フラッシュメモリ/ SRAM/
メモリコントローラ
- Analog IC
- アナログ製品の一貫開発へ貢献するもの。
LEDドライバ/システム電源/高出力電源/
ワイヤレス給電
- Sensor
- CMOSイメージセンサの一貫開発へ貢献するもの。
CMOSイメージセンサー/湿度センサー用IC/赤外線センサー用IC/ジャイロセンサー用IC
組込系・IT系エンジニアの仕事
仕事の流れ
- 要件定義書の作成
- 顧客のニーズや製品市場状況を鑑み、システム開発に向けた要件定義書を作成します。
顧客にて作成する場合と開発側で作成する場合があります。
- システム設計
- 要件定義書に定めた機能・性能を正しく動作させるためのハードウェア・ソフトウェアを含めたシステム全体の設計を行います。要件定義書に記載された機能の実現可否を含めた検証も併せて行いますのでシステム開発に精通した経験者が関与することが大切です。
- ソフトウェアの設計
- システム設計に準じ具体的なソフトウェアの基本設計・詳細設計を行います。次の開発工程で困らないように曖昧さを出来る限り排除した設計が必要になります。
- ソフトウェアの開発・検査
- 指定された開発言語を用いて、詳細設計に記載された仕様を満足できるソフトウェア開発を行います。バグや欠陥を残さないようデバッグを確実に行います。
- 検 証
- システム結合テストおよび最終段階となるシステム総合テストを行います。発生する様々な全データパターンのインプットからアウトプットまでをユーザー環境において検証します。期待されている性能やイリーガル処理の検証も重要になります。特に人命に関わるシステムや金融システムでは、時間をかけて緻密な検証を実施します。
プロジェクト事例
- モバイル通信機器
- クルマの先進技術を支えて世界に貢献するもの。
自動運転/ADASなど走行安全系/各種ECU
- 社会インフラ分野
- 安心・安全なインフラづくりで社会に貢献するもの。
発券機/自動改札/ETC
- エンジニアリングサービス
- デジタル社会の実現に向けたソリューションを提供するもの。顧客管理/人事・総務/官公庁向け特定システム/行政手続きデジタル化
- パッケージ・インフラサービス
- 業務クラウドやサイバーセキュリティに対応するパッケージ商品やサービスを提供するもの。
統合基幹システム(ERP)/IT資産管理/リモートワーク管理/RPA/ネットワークセキュリティ